検査機器について

MRI検査のご案内

MRI検査は、大きな磁気でできた機械の中に身体をいれ、磁気と電波を用いることで体の内部情報を調べる検査です。あらゆる断面、種類の画像を撮影できるので、病変の位置、形状、大きさ、性質、周辺、臓器との関係を把握することができます。

MRI検査の特徴

・レントゲン検査ではわかりにくい靭帯や軟骨、筋肉の損傷や、骨内の出血、椎間板や半月板などを詳しく診ることができます。
・検査時間は20分から40分程度です。検査時間は長いですが、磁気を用いた検査なのでX線被爆はなく安全に検査を受けることができます。

MRI検査でわかる代表的な疾患

各靭帯・腱損傷・半月板・分離症・腰椎椎間板ヘルニア・圧迫骨折・腰部脊柱管狭窄症・変形性関節炎・骨軟部腫瘍など

MRI検査の注意点

次のような方は検査を受けれないことがあります。必ずスタッフに申し出てください。
  • ペースメーカー
  • 人工内耳・人工中耳
  • 血管へのステント挿入手術を8時間以内に受けた
  • 古い人口心臓弁の手術を受けた
  • 目に微細な金属片が入っている、または疑いがある
  • チタン製以外の脳動脈クリップが入っている
  • 金属製の義眼低
  • 骨折によりボルト固定されている
  • 躯幹全体に入墨がある方
  • 妊娠中または妊娠がうたがわれる方(器官形成期に当たる妊娠13週までは受けられません)
  • MRI対応であるか不明の金属を挿入されている方
  • MRI検査室に持ち込みできないもの

    ・入れ歯 ・鍵 ・ニトロダームテープ
    ・ピアス・イアリング ・磁気カード など
    ・ネックレス ・携帯電話
    ・ヘアピン ・使い捨てカイロ
    ・腕時計 ・カラーコンタクト

    その他 検査機器について

    X線(レントゲン)検査

    問診後、必要に応じてレントゲン撮影となります。体を透過したX線を画像にします。撮影画像はデジタル化され、撮影したレントゲン画像は診察室のモニターで確認することができます。

    超音波診断装置

    エコー検査はレントゲン撮影では見つけることが難しい関節内部(肩関節、膝関節、足関節など)外傷による軟部組織(肉離れ、腱断裂、腱板損傷、靭帯損傷など)軟部腫瘍(ガングリオンなど)関節リウマチの炎症を調べる際に用います。

    骨密度測定装置

    XA法による前腕骨専用骨密度測定装置です。患者様が無理のない姿勢で容易に測定、検査が可能です。