リウマチ科

リウマチ科について

リウマチとは

リウマチはウイルスやばい菌などの外敵を攻撃するはずの免疫が暴走し自分の体を攻撃してしまうよ うになるのが自己免疫疾患アレルギーです、関節リウマチは、関節 滑膜対する自己免疫異常によって全身の関節に炎症を起こす病気です。炎症によって軟骨や骨が壊されて関節が変形してきます。 人口の約1%に発症すると言われます炎症は関節だけではなく目や肺など全身に広がることもあり微熱や貧血、全身倦怠感、食欲不振なども現れることもあります。複数の関節が痛んだり、腫れたりした時は疑う病気です。

リウマチの症状

日本では人口の0.5~1%約70万人のリウマチの患者さんがいます。約60%が30~50歳で発症します。最近では60歳を超えてから、あるいは16歳未満の若い時期に発症することもあります。リウマチの発症は遺伝が関係することが知られています。関節リウマチの関節の破壊は、発症して2年以内に急速に進行することが分かっています。一度破壊された軟骨、関節は元に戻すことができないので、早期診断・早期治療が重要です。

リウマチ初期症状

はじめは指や手関節から気が付く事の多くは(朝のこわばり)
関節の腫れ、痛み(特に手指・手関節・膝関節・足趾・関節の変形など)

リウマチの診断

問診、関節炎の部位の数、血液検査、レントゲン検査、エコー検査から総合的に診断します。似たような症状は膠原病や変形性関節症などによる関節疾患と見極める必要があります。

リウマチ治療

まずは薬物療法が基本となります、リウマチによる関節の炎症や破壊を抑え、治療薬としてはまず抗リウマチ薬メトトレキサートが検討され、薬の効果が不十分な場合に生物学的製剤やジャック阻害薬の使用が検討いたします。リウマチという病気を理解し適度な運動と安静、食生活など規則正しい生活を送ることです。そのほか、禁煙や歯周病が関節リウマチの活動性に関与していると考えられているため禁煙などの指導する場合もあります。

リウマチのリハビリ

痛みにより関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。ここで大切になってくるのがリハビリテーションです。毎日繰り返し、長期にわたり実施することで関節の変形の予防や痛みをやわらげる効果があります。